
お腹の不調とストレスの関係性

腸は第二の脳みそです。
「少しお腹が張っているかも・・・
私っていつも便秘がちなんだよね。」
そんな体の違和感を感じながらも、
ご自身の体のケアをつい後回しにしてしまっているあなたへ。
お腹とストレスの関係
あなたは
「お腹の不調」と「ストレス」の
密接な関係をご存じですか?
お腹の不調といえば
・お腹が痛む
・胃が重い
・消化が悪い
こういった症状を
一度でも経験したことがある方は
きっとお見えかと思います。
実はこれらの不調が
単なる食べ過ぎや運動不足だけではなく、
心の状態やストレスによって
引き起こされているケースもあるんです。
症状の原因とメカニズム
ストレスが体に及ぼす影響を考えてみましょう。
まず、ストレスが起きるメカニズムとして
私たちはストレスを感じると
体はあなたの命を守るために
体がいわゆる戦闘モードとなり、
自律神経の「交感神経」が優位になります。
つまり、
体が反射的に「戦うか・逃げるか」の
スイッチを切り替えるんですよね。
→もう戦場にいるイメージです。
交感神経が優位になると
目の前の状況に対応するために
血流が筋肉や脳に集中し、
消化器官への血流が減少します。
消化器官への血流が減少すると
イコール消化機能が低下し、
食べたものや感情が未消化になるので
胃腸の不調につながるんですよね。
このメカニズムを背景として
私たちがストレスを抱えることで
食べ物が十分に消化されづらくなり、
・胃痛
・胃もたれ
・便秘や下痢など
これらの困った症状として
体に現れてくるんです。
さらに、腸内環境は私たちの感情と
密接なつながりを持っています。
ですので、腸は「第二の脳」と呼ばれるほど
神経細胞が豊富に存在していて、
脳と直接コミュニケーションを取っているようなものです。
特に、腸内には「セロトニン」という
私たちの幸福感を司るホルモンが
たくさん生成されるため、
腸がストレスに晒されることで
心のバランスも崩れやすくなってしまいます。
もし、心当たりがないのに
あなたがご自身の気持ちに
謎の不安定さを感じていたとしたら、
もしかしたら今の腸内環境にも、
なにか原因が隠れているかもしれないですね。
それではここから、これらの不調に対して
ご自身でできる対策をご紹介していきます。
ご自身でできる対策4選
①腸内環境の改善
腸内環境を整えることは、
精神的な安定にもつながるかと思います。
そこで、食事の内容に注目してみましょう。
現代人は忙しい方が多いですので、
レトルト食品や時短料理などを
ご利用される方もお見えかと思います。
しかし、それらの食品には食品添加物や保存料が
たっぷり入っていたりもしますので、
大変便利な反面、体に良いかというと
正直少し心配なところもあります。
ですので、できる限りご自身で自炊されたり
出来合いのものを買う時も、
なるべくシンプルな材料のものを選ぶことをお勧めします。
そして腸内環境を整えるためにおすすめな食材として
・食物繊維が豊富な野菜やきのこ類
・発酵食品(お味噌など)
これらを積極的に取り入れると
腸内で善玉菌が増え、善玉菌が増えることで
消化を促進することが期待できるんです。
反対に、
・食品添加物や農薬
・白砂糖
・乳製品
・高脂肪食
・小麦
これらは腸内の悪玉菌を増やし、
消化器系のトラブルを起こしやすくなります。
しかし、お付き合い等で外食をすることもあるかと思いますので、
全ての食事をコントロールすることは難しいかと思います。
そんな時でも
ご自身で「食べ方」を気をつけていただくことは
いつでもできるんです。
・間食を減らす
・腹八分目を心がける
・よく噛む
・たまに1食だけ断食をする
これらの全くお金のかからないちょっとした心がけが、
実は消化を助けたりするんですよねぇ。
取り入れられることからで大丈夫ですので、
ご自身でこれらの配慮していただくと、
その配慮の積み重ねが腸内環境に変化を起こし、
ご自身の快調へとつながるかもしれません。
②波動のケア
あなたは「波動」という言葉を聞いたことがありますか?
波動とは、私たちが纏うエネルギーのことなんです。
目には見えない細かい粒子でできていて
私たちの肉体や体調、精神状態そのものを現しています。
つまりストレスや不安を抱えている時は
波動が乱れた状態にあたり、
波動の粒子は重たい状態になりますので、
体のエネルギー循環が滞ることがあるんです。
ですので、お腹の不調を感じる際は
ご自身の波動が乱れている状態だと考えてみてくださいね。
では、
波動を整えるにはどうすれば良いのでしょう。
その対策としては、
・源泉の温泉に浸かる
・少しきつめの有酸素運動をする
・自然の中で過ごす
これらのセルフケアを取り入れていただき、
ご自身の波動に余白を作ることで体の循環が改善し、
不調が緩和されるかもしれません。
③深呼吸とリラックス
私たちはストレスが高まると
体は緊張状態になりますので、
自律神経の交感神経が優位になります。
交感神経が優位になると、
体のメカニズムとして
無意識のうちに呼吸が浅くなるんです。
例えばお仕事をしている時や
スマホをみている時など
何かに集中している時にも
同じ状態になったりします。
なのでもし、
ご自身が緊張していることに気がついたり
呼吸が浅くなっていると感じた時でも良いのですが、
1日の中で意識的に深呼吸をしていただくことが重要になります。
呼吸をゆっくり深く行っていただくことで
自律神経の副交感神経が優位になり、
体がリラックスモードに切り替わるんですね。
そうなると緊張して収縮していた血管や筋肉が緩み、
体の緊張が解けると血流が良くなるので、
全身に酸素が届きやすくなるんです。
ですので、
特に寝る前に意識的に深呼吸をしていただくと
あなたの胃腸がリラックスし、
夜間の消化がスムーズになるかもしれません。
消化を終えた内臓は、
今度は「消化・吸収」の働きから「修復モード」に切り替わり、
体は寝ている間に私たちの心身の修復を行ってくれるので、
体や心がすっきりとした感覚で
朝を迎えられるかもしれません。
ぜひ今晩から、寝る前に深呼吸をして
ご自身の緊張を解いてあげてみてくださいね。
④ストレスの断捨離
現代社会では、私たちは知らず知らずのうちに
多くのストレスに晒されています。
例えば
・人間関係
・食べ物に含まれている添加物や農薬
・電磁波
・空気汚染
などなど、
これらが体のあらゆる不調の原因となることは
少なくありません。
しかし、現代社会を生きる私たちが
これらのストレスの要因を完全に避けることは難しいですので、
ご自身が気がついた時に、
できる範囲で断捨離していくことが大切なんですよね。
・人間関係や職場の方の手放しや距離感の見直し
・なるべく自然な食材や調味料を選ぶ
・アーシングを習慣にして体の電磁波を抜く
・自然の中で過ごしたり、朝の新鮮な空気で深呼吸をする
このように、ご自身の心や体調に
ストレスを与えてしまうものは、
手放したり距離をおいたり
デトックスしていただくことで、
あなたのエネルギーの循環が
良くなることもあるかと思います。
私たちは生きていると、
ご自身の力で変えられることと
変えられないことってあると思うんです。
でも、変えられない物事への配慮として、
断捨離をしていただくと
あなたの波動を乱すような要因を
減らすことができ、
ストレスが減ることで
その影響をダイレクトに受け取ることが多い
胃腸の健康につながるものだと思います。
あなたにとって、
できる限り心地の良い環境を整えていただいた上で
心や体の調子を整え、
色々なことがあっても
前向きな気持ちで日々に向き合っていただくことが
ストレスに対する根本的な改善策になるかと思っています。
最後に
「なんだか体の調子が良くない・・・。」
みたいな謎の不調は、
決して軽視すべきではなく
体からあなたへのサインなんです。
今回お話しをさせていただいたように
腸内環境とストレスは密接に関わっていることが多いため、
日々の中で少し立ち止まってあげて
ご自身の体と心の声を聞いていただき、
あなたができるケアから始めてみましょう。
もし、ご自身ではどうにもできないと感じられた時は
僕にも何かお手伝いできることがあるかもしれません。
どんな形であれ、お手伝いできることがありましたらとても幸いです。
永生